2011年8月9日火曜日

8月8日の妄想まとめ

なにがいいってヤンバニにはコテツさんしかいないのに、こてつさんには楓ちゃんや家族がいて、飲みたいときに付き合ってくれる親友がいて、仕事の悩みを相談できる元同僚がいるのがいい。僕にはあなたしかいないのに、あなたにはみんながいる。


みんながいるし、おじさんにとってバニーは結局「バディ」なんだよな。バニーにとっては一番のパートナーなのに。それがバニーとおじさんとの温度差なんだと思う。この温度差も、結局のところ奪われた21年の結果なんだ。 


21年間で、きっとバニーちゃんにもおじさんほどでないにしても心を許せる人や、親友になれたはずの人がいただろう。でも、そこまでになるまえに全部奪われてしまったんだとしたら。


たぶんあのひとはそこまで用意周到にバニーを孤独にすることができた。でも、タイガーはバディだし、ヒーロー・BBJを維持するためにうかつに手がだせなかった。出せないまま10ヶ月経って、バニーちゃんにとっておじさんが唯一無二のパートナーになってしまったのが誤算だったんだろうな。




19話は本当に、バニー裏切られ回だったなぁ。これからもずっと一緒に仕事していけると思ったおじさんには自分のいないところで仕事をやめようとされるし、おそらく一番長い間信頼していた人には裏切られるし。5話のあの台詞も、これの伏線だったのね。


なんで僕に相談してくれなかったんですか!信じてたのに!って、だっておじさんにはそういうときに相談できる相手も、守りたい家族も、みんな他にいるんだもの。さようなら、バーナビー。またひとりになったね。


昨日の夜の妄想の続きだけれど、二人そろって彼に改ざんされて、コテツさんはヒーローだったことを忘れて、バニーは完璧なKOHとして生きていくことに。彼の記憶操作能力って、完全じゃないから、もし彼が死んで上書きできなくなったときにバニーは全部思い出すのかな。


あの世界のひとの平均寿命はわからないけれど、あんだけ技術が発達してれば医療もそれなりに発達してそうよね。そしたらあと10年は寿命あるだろうし、十年後のバニーが彼の葬式後に荷物を整理していて、彼が処分し損ねた証拠を見つけて記憶を取り戻すといい。


みんなのヒーローであるためには、特定の個人をつくってしまわないほうがいい、だからきっと彼はバニーと少しでも親しくなる人が出たら片っ端から記憶を改ざんして、バニー自ら孤独になるように仕向けてほしいよね。


数十年分の過去と人間関係をいいようにいじられて、絶望したバニーの中で最後に見つけるのが、ワイルドタイガーとバディを組んでた1年間の記憶なんだよ。


それでいてもたってもいられなくておじさんの田舎に行くバニー。そこには娘と婿と孫に囲まれて幸せそうなおじさんが。おじさんの第一声はきっと「あ、もしかして、元ヒーローのバーナビーさんですか!? いつもテレビで見てました!」って言うんだ。だって全部わすれてるんだもの。 あこがれていたヒーローにはなれなかったけれど、友恵さんの最後を看取れて、楓ちゃんと毎日をすごして、っていう記憶を与えられてたら、おじさんは絶対に疑わない。疑うことは鏑木家の幸せな過去の否定だもの。


バニーにはもうおじさんしかいないから、おじさんが一番だから、だからこういうんです。「虎徹さん、その記憶は全部偽者なんです。あなたは友恵さんを看取ることはできなかったし、楓ちゃんとはずっと離れて暮らしていたんです。あなたが今持っている幸せは全部偽物なんですよ」


虎徹さん、僕もずっと幸せだと思っていたけれどそれは全て偽物だったんです僕にとっての本物の幸せは虎徹さんと過ごした一年間しかなかったんですだから虎徹さんもういちど僕のバディになってください バディだから、あなたも幸せを失ってください、虎徹さん。そうやって笑うバーナビーください!

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